<聖心布教姉妹会新潟病院聖堂>
(新潟市青山7丁目8ー15)

聖心布教姉妹会新潟病院聖堂のボッシュ社製オルガン

●設計・製作 W.ボッシュ(Werner Bosch OrgelbauGmbH,Niestetal-Sanderhausen)
●設置年 1989年12月
●組み立て・整音 中井郁夫
●アクション メカニカル
●ストップ Holzgedackt 8'(木製の閉管、Gedacktはドイツ語で口をふさいだという意味)
Rohrfloete 4'(半閉管、色々な形態があるが細管がキャップを貫いて立っているものが多い)
Principal 2'(開管、音色は国によって若干異なる。錫が60〜75%含まれている)
Quinte 1 1/3(オルガン用語では5度音(12度音)の総称、ドの音を押すとソの音が鳴る)


●パイプ総数   224本
●オルガンの特色 Holzgedackt 8'はこの規模の楽器にしては甘くてつやのある音色を醸し出している。
高音部の音域がソロのような音色を形成しているためと低音部の音域においては伴奏の効果も期待できる。 Rohrflote 4'はソロでも使え、この音色もまた、くどくなく素直な発音である。また、Holzgedackt8'とQuinte 1 1/3を使い面白い効果を出すことの出きる曲もある。オルガンのプロスペクトのパイプはHolzgedackt 8'の一番下の音でドの音である。また、移動できる楽器であるため室内楽などでの有効活用が今後考えられる。